||| 3月 | 2022 | 取手再生工房 取手市議会議員【結城しげる】
取手再生工房 取手市議会に「ゆうき」を! あなたが選挙で投票した取手市議会議員は活躍していますか?
取手市議会議員 結城しげる

Archive: 2022.03


令和4年度一般会計予算に賛成討論しました。  2022.03.19掲載

議案第25号令和4年度取手市一般会計予算に賛成討論させていただきます。 一般会計予算においては390億1千万円となり当初予算としては過去最大となりました。 本市においては、昨年から枠配分予算方式を導入し令和4年度予算編成も市財政の厳しい中においても、全庁を挙げて令和4年度の各予算編成に向けて取り組みをなされたことについて敬意を表します。 すでに各議員から賛成討論がされているので私は以上の点を上げて賛成討論したいと思います。 歳入の部分についてふるさと納税の増額です、専門の部署を財政課内に設けポータルサイトの複数化による努力で増加が見込めるということです。 黒字化も間近ということなので令和4年度はさらに期待としております。 さらに基金繰入金です。 財調に5億円、減債基金に1億5千万を計上しています。 特に財調は基準よりも大幅に低い状況だったので評価したいと思います。 つぎに取手駅東西口喫煙所管理に要する経費です。 昨年の3月の定例会で私が紹介議員をさせていただき全員賛成で採択された「東口喫煙所の受動喫煙防止」の請願を受けて既存の開放型の喫煙所からコンテナ型の喫煙所に改修される予算化がされました。 駅周辺は禁煙を推進すべきとの考えは変わっていませんが令和4年度予算で取手市に、たばこ税は約6億8百万円で昨年より約3千9百万円も増額になっています。 であれば屋根がなく雨が降ったら濡れながら喫煙するよりは気持ちよく吸える環境になります。また逃げ場のない地下通路に副流煙が流れてきていて受動喫煙を望まない人にとってもこの喫煙所設置は必要だと思います。 北千住駅前にコンテナ型の喫煙所があり見に行ってきましたがバリアフリーでガラス張りになっており犯罪防止にも役立つ喫煙所になっています。 取手駅前に同様な喫煙所が出来ることは歓迎すべきだと思います。 また、一般質問で提案させていただいた「中小企業振興基本条例」計画策定事業に要する経費が計上されました。取手市において中小企業の振興はとても重要だと考えますので評価いたします。  次に、小学校建設事業に要する経費です。今年度予算や議案第19号補正予算でも我が母校の白山小学校校舎及び体育館の長寿命化改良工事の関する経費が計上されています。 長寿命化改良工事は国が進める公共施設の適正管理の推進という項目に当てはまり工事の詳細な説明も受けました。 概算工事費約24億円、令和7年度8月末までという長丁場で大変な工事になりますが、いよいよ動き出します。駅前のA街区開発も遅れ気味なのでタイミング的にはちょうど良いのかもしれません。 以上の点をもって賛成討論とさせていただきます。また、退職をなさる職員の皆様、大変お世話になりました。これからも健康に留意され市の運営をサポートをしていただければと思います。以上です。

臨時議会  2022.03.10掲載

2月15日に取手市臨時議会が開催され私は議長選挙に立候補させていただきました。
取手市議会では立候補制を導入しているので議長選挙の議事進行は副議長の私が議長席に座り進めました。自分の所信表明は仮議長に進行を任せ所信表明をさせていただきました。
この立候補制は私が一期目の議員の時に誰が立候補をするのわからないのに議長が決まるのは非常識だと強く働きかけて実現したものです。もちろん所信表明をしなくてもだれもが候補者になっています。
自分が進めてきた議会改革なので正々堂々とやらせていただきました。
所信表明は二人なので一騎打ちに。
結果としては11対12で負けてしまいましたが議長のマニフェスト的に所信を以下のように述べさせていただきました。

取手市議会議長選挙に臨むに当たり、私の議会運営に対する所信を申し上げます。
私は、18年前、市民の皆様のご支援をいただき議員に初当選をさせて戴きました。
当選してから議員や議会とはどうあるべきかを考え自分なりに勉強をして議会改革に力を入れてきました。
議員は市民の数パーセントの投票で当選してくるとはいえ自分の名前を書いてくれた市民の方々がいらっしゃいます。四年の任期ですが職員と議員との大きな違いは選挙だと思います。
市民の為に間違っていないと思えば自分の信じる意見を言うことは議員にとって大事なことではないでしょうか。

私は議会改革調査特別委員会、副委員長として務めさせていただき藤代町と合併した新取手市議会の改革を進めてまいりました。
そしてさらに市民から信頼される議会にするため次の議会改革として考えたのが、北海道栗山町が制定した「議会基本条例」の導入でした。
この条例制定にあたっては議会基本条例策定調査特別委員会の副委員長も務めさせていただき同僚議員と勉強会を重ね党派を超えた賛同をいただき、かなり早い時期に取手市議会 議会基本条例を制定することができました。

なぜ、全国の多くの議会がこの基本条例を制定されているのかそれは議会改革が目的ではく、市民のための議会になるための第一歩だということを認識としなければなりません。
市民から預かる税金を無駄なく有効に使うことが大切です。
現在、取手市議会はオンラインで全国の地方議会から注目されています。
皆様の協力と努力によってオンラインという手法の改革は進みました。
これからは真に市民のためを考えた議会運営をしたいと思います。

1,まずは公正・公平な議会運営の推進です。 これが基本です。
2,議員の一般質問は市長と議員の政策論議の最も重要な機会です。
現行の質問時間を維持し議会基本条例にもある専門的知見を活用して議員研修会を開催し一般質問を通じた議員力・議会力の向上を目指します。

3,議会基本条例第5条(市民参加及び市民との連携)、第20条(議会広報の充実)に基づき「ひびき」の紙媒体での配布を従来のように戻す事を目指します。
  もちろんオンラインとのハイブリッド型を考えていきたいと思います。
4,東京藝大取手校がある取手市です。議会としても文化芸術振興に取り組みたいと考えます。
5,議会は立法府です。大学との連携や各専門的知見を活用して条例策定等が出来る議会を目指します。 

6,住民と議会との意思疎通を充実させる観点や、多様な人材の地方議会への参画を促すなどの観点から、議会モニター制度や政策サポーター制度の導入などさまざまな議会運営上の自主的な取組を考えていきます。

7.ようやく国でも動きがでてきた本会議でオンラインが可能になるような自治法改正をさらに推進します。

以上のことを述べ選挙になりましたが残念な結果になってしまいました。紳士協定で副議長は辞職させていただきました。しかし後半の議員任期もゆうき100%で頑張って行きます。



結城しげる